オーリスタット服用の際はそば・発芽玄米で栄養補給

ダイエット治療薬のオーリスタットは、腸のリパーゼ酵素に作用して、脂肪の吸収を阻害する効果があるものです。揚げ物やケーキが好きな方や、リバウンドを繰り返す方には、食べ物を我慢しなくてもいいと評判です。オーリスタットは、グラクソ・スミスクラインからアライ、ロシュからゼニガルの名で販売されています。食欲を抑える効果はありませんが、脂肪の吸収を阻害し、余分な脂肪を便と共に排出します。どのくらいの脂肪分が排出されるかといえば、食事で摂取した脂肪分の約30%が排出されます。アメリカでは、政府機関のFDA・アメリカ食品医薬品局から認可を受けている薬です。99%の成分は脂肪分といっしょに便で排泄されますので、副作用の少ない薬ですが、便には注意が必要です。消化・吸収を阻害するので、便は下痢気味になります。脂肪分の多い食事をすると便に混じる量も多くなります。便意を感じないまま、油っぽいものが出て下着を汚すこともありますので注意が必要です。脂肪分が排出される際に、脂溶性のビタミンであるビタミンA・D・E・Kや、βカロテンも阻害され脂肪分と共に排出されてしまうので、摂取量を増やすことが必要になります。日頃の食事のメニューにおいても、魚介類を多く摂る、麺類を食べるならそばにする、ご飯には発芽玄米を混ぜるなどの工夫をして、失われる栄養素を補給することが大切です。服用の仕方は、1日3回の食事の際に、食中か食後に1錠飲むだけです。初めて飲む際は、食事の摂取量に合わせて昼食と夕食時に服用するなどして、様子を見ながら始めるとよいでしょう。アメリカでは、食欲抑制薬でダイエットをした後のリバウンド防止薬としても人気があります。